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HMV163(ダークオーク)電気録音盤が登場した1920年代半ばから終わりにかけては蓄音機の成熟期と言えるでしょう。 この時期に登場した一連の"新型"蓄音機の代表格は米ビクターのクレデンザですが、 英HMVもまたクレデンザ同様の ・ジュラルミン(アルミ合金)製のダイアフラムを持つサウンドボックス ・エクスポーネンシャルホーン(大型のモデルはリ・エントラントホーン) をそなえた新しい蓄音機シリーズを開発しました。 HMV163そのなかの中型モデルで 設置しやすいサイズ、広がりのある音と使いやすさで定評があります。 小型蓄音機の抜けの良い音も魅力的ですが、 このクラスの蓄音機なら大きなホーンで伸びた低域によって チェロやオーケストラの盤も十分に楽しむことができます。 またリ・エントラント形状の効果か、空間の描写に優れ レコードによっては録音スタジオの反響まで感じられるほどです。 一方竹針を装着してヴァイオリンの小品を聴けば、 柔らかさの中に演奏の実在感をきちんと描き出します。 とくに同時代のHMV盤との相性は抜群です。 オーディオ的な能力といわゆる「蓄音機らしさ」の絶妙なバランスが この蓄音機の魅力ではないでしょうか。 今回入荷の個体は比較的後期の製造のダークオーク仕上げです。 天板はリフィニッシュされておりますが自然な仕上がりで、 全体に大変良いコンディションでサウンドボックスの調子も上々です。 ご視聴承ります。ご興味の方はお早めにどうぞ!
by Shellman78
| 2018-04-11 16:35
| 蓄音機
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