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蓄音機とSPレコードの専門店 銀座シェルマン アートワークスのブログです
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ビクトローラ クレデンザ

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アメリカビクターを代表する大型蓄音機

蓄音機にも技術革新や「世代」があるのをご存知でしょうか?




1877年に発明された蓄音機は19世紀の末に製品化され、およそ40年間作られ続けました。
(SPレコードの歴史はもっと長く19世紀の末から1960年代まで60年以上におよびます)
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その間にいくつかの転換点があり、「新しい」レコードと蓄音機が生まれました。
なかでも1925年にベル研究所=WE社が開発した電気録音レコードと、それに対応した「新型」蓄音機の誕生は最大の変化といえる出来事でした。円盤式レコードと蓄音機の総本山、米国ビクター社は1925年の年末にラインナップを刷新し
一群の新型蓄音機を発表しました。

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新型の蓄音機はそれまでのものと音を出す原理は変わりませんが、経験的にデザインされていたホーンは情報量の増えたレコードに対応できるよう、当時の音響工学に沿って再設計され、雲母(鉱物)の単板で作られていた振動板は、当時の新素材ジュラルミン(アルミ合金)を素材とした複雑なものへと変化しました。

ビクトローラ・クレデンザは、エクスポーネンシャル(指数カーブ)を描く長大なホーンを巧みに折り曲げた「リ・エントラントホーン」と、ジュラルミン素材を複雑に整形した振動板を備えた”オルソフォニック”サウンドボックスを備えた最初の製品で、「新型」蓄音機のまさに原器と言うべきものでした。

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米ビクターや英グラモフォン(HMV)はクレデンザの基本設計を元に新世代蓄音機の様々なバリエーションを生み出しました。

またクレデンザは十字屋、ホーン商会、日本ビクターなどにより輸入され、日本で入手できる最高級蓄音機として後々まで語り継がれることになります。

クレデンザにはいくつかのマイナーチェンジがありますが、今回入荷のクレデンザは中期型4枚扉のもので、亜鉛ダイキャスト製の米ビクター・オルフォニックサウンドボックスがついています。木部の状態は良好でサランネットはオリジナルです。ターンテーブル、トーンアーム、スピードレギュレータなどのメッキにややダメージがありますが、総合的なコンディションは良好です。上蓋をゆっくりと下ろすエアーダンパーもメンテナンス済みです。

蓄音機の黄金時代を象徴するクレデンザは大変高価でレコード愛好家垂涎の的でしたが、生産台数が多かったため、現在ではおもいのほか手の届きやすい蓄音機です。

この機会に是非ご検討ください。

こちらのお問合せは下記までお願い致します。
シェルマン本店
東京都中央区銀座3-14-16
TEL.03-3543-4848/FAX.03-3543-4857
Email: 78rpm@shellman.co.jp
営業時間:10時-19時
定休日:日曜・祝祭日

by Shellman78 | 2018-04-18 16:48 | 蓄音機 | Trackback
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