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1860年の音声記録
もはや旧聞に属しますが ニューヨークタイムズによると
Lawrence Berkeley National Laboratory が エドワルド・レオン・スコット・ド・マルタンビーユのフォノトグラフに記録された音声の再生に成功したとのことです。 ニューヨークタイムズ http://www.nytimes.com/2008/03/27/arts/27soun.html 産經新聞 http://sankei.jp.msn.com/world/america/080328/amr0803281355017-n1.htm ギズモードジャパン http://www.gizmodo.jp/2008/03/post_3406.html フォノトグラフはフランスの印刷技師レオン・スコットが1857年に発明した音の実験装置です。 油煙のススを付けたシリンダーを回転させ,羊皮紙の振動板にシェラックで貼付けたブタの硬毛を、シリンダーに当てて,木製で樽型のホーンへ向かって音声を発した。すると,振動板に着いた硬毛がススの上に波状の軌跡を作り,音が波形として記録されることを証明した。「図説:世界の蓄音機」より この装置は音声を波形として視覚化して記録するもので、音声として再生する目的で作られてはいないのですが、構造・原理はほぼ蓄音器と同じです。 今回の再生はデジタル処理によって可能になった物で、蓄音機の発明者としてのエジソンの地位は揺るぎませんが、再生された音声記録としては最古の物であることには間違いはありません。 ちなみに内容はリュリの「月の光に」です 現在シェルマンにはジェラルディン・ファーラーとイヴォンヌ・プランタンのSPがございます。とてもかわいらしい曲です。 『図説:世界の蓄音機』(税込¥7,350)は蓄音機の歴史について書かれた日本語の文献として空前絶後とも言える内容です。未読の方は是非どうぞ。
by shellman78
| 2008-04-24 14:46
| 蓄音機
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