シェルマン アートワークス 蓄音機blog

ごぶさたしました

更新があいてしまいました。
１２月の第４２回『アクスティックサウンド展』盛況の内に無事終了致しました。
ご来店頂いた皆様、大変有難うございました。
イベントもひと段落し、店内では年末の整理and来年に向けての準備を少しずつ進めています。
ここでその様子を皆様に少しだけお見せします。※新入荷した蓄音器の機械整備をする蓄音器担当
オーバーホール終了後に再びブログにて詳細をアップする予定です。どうぞおたのしみに。

さて、今年も残すところ１０日となりました。
近頃世間ではノロウイルスが流行しているようですが、これからインフルエンザや風邪のシーズンがやってきます。皆様お身体にはじゅうぶんお気を付け下さい。


※シェルマン本店の年内営業は２８日まで、年始は５日からの営業となっております。

ラッパ型入荷

ビクターモナーク（のちのビクター3号相当）１０インチターンテーブルモデルに大型木製ホーンがついています。ゼンマイモーターの形式から１９０８年ころとおもわれます。SOLD　ありがとうございます

10月の 蓄音機 SPレコード ミニコンサート の演目です

第43回SPレコードミニコンサート　 Oct 28,2006

“ベートーヴェン(1770-1827)特集 その2”

プログラム

1.連作歌曲[遥かなる恋人に寄す]op.98 全6曲
「丘の上に私は座って」~「山々の青いところ」
「空高く軽やかに舞う鳥」~「空高くゆく雲」
「五月がめぐってきて」~「いつもの歌をお別れに」
[録音1935]
ゲルハルト・ヒュッシュ(Br:1901-84)
ハンス・ウド・ミュラー(p)

2.ヴァイオリンソナタ第5番へ長調op.24「スプリング」
[録音1933]
アドルフ・ブッシュ(vn:1891-1952)
ルドルフ・ゼルキン(p:1903-91)

3.ピアノソナタ第30番ホ長調op.109
[録音1940頃]
ヴィルヘルム・バックハウス(p:1884-1969)

使用蓄音器： EMG Mark10b オーヴァーサイズ [英国製]

9月のミニコンサートのプログラムです

第42回SPレコードミニコンサート　 Sep 30,2006

“ベートーヴェン(1770-1827)特集”

1.ロマンス第1番ト長調op.40
[録音1933]
ミッシャ・エルマン(vn:1891-1967)

2.ヴァイオリンソナタ第8番ト長調op.30-3
[録音1928]
フリッツ・クライスラー(vn:1875-1962)
セルゲイ・ラフマニノフ(p:1873-1943)

3.メヌエット ト長調
[録音1926]
ヨーゼフ・シゲティ(vn:1892-1973)

4.ピアノソナタ第23番へ短調op.57「熱情」
[録音1946]
ニコライ・メトネル(p:1880-1951)

使用蓄音器： EMG Mark10b オーヴァーサイズ [英国製]

HMV102

ポータブルの傑作モデル、HMV102が入荷しました
レコードトレイと鍵が付属し、サウンドボックスはHMVNo.5A仕様です。
例によって徹底整備済です。
ゼンマイモーターオーバーホール、内部洗浄、外装汚れ落し＆レタッチ、金属部錆取り
キャリングハンドルはHMVの純正品デッドストックと新品交換（ちょっとやりすぎました）。ターンテーブルシート、モーターボードその他メッキ類はオリジナルのままで十分綺麗でした。針ホルダーとクランク受け、キャリングハンドルのホルダーは若干メッキ／塗装にダメージがありますが、十分に磨いてあります。サウンドボックスは大変いいところまで調整出来ました。これだけでも買う価値があります。